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2008年07月02日

漫遊帖 夜のコース

漫遊帖は、来年のまち博(仮称)にむけて、実験的なことをやっていこうとしているわけですが、そのひとつが「夜のまちあるきコース」


「夜のまちあるき」は、高松の魅力をしっていただくための懸案事項でしたが、

なにぶんにも、なかなか、夜をプロデュースしようと言うかたが現れず構築できずにいました。

そこに現れたのが、ホテル・旅館の旦那衆。

高松に市外からいらしたみなさんを受け入れ、高松の夜を支えるみなさんです。



今年はまず、夜を一人でも楽しめるようなツアーを、夜の街に慣れたみなさんに習おうという、高松大人入門編。

まちかど漫遊帖は、たかまつ松平藩ご城下で展開中ですから、

ご城下の中でも、江戸期に栄えた百間町周辺

昭和になって隆盛を誇った瓦町界隈

を、中心に構築中していきます。



瓦町周辺の、安くて美味しい店を紹介し、案内してくれるのは、土肥さん。

土肥さん推薦の、瓦町駅前から北に延びる「栄筋」は、瓦町周辺に志度線出晴駅 長尾線出晴駅、コトデン高松駅などがあったころ(戦前)、高松の中心繁華街だったところです。

(詳しくは、昼間 乃村さんが案内してくれる八坂町・出晴コースで詳しくきけますよ~)

今も、安くて美味しい店が並びますが、

土肥さんイチオシは「寿司駒さん」

創業は戦後すぐ、今のご主人は2代目です。

先代は関西、二代目は江戸前の修行をしているので、両方の味を楽しめるのも、ここの特徴。


 

 

ふぐや瀬戸内の魚のほかに、江戸前でよく使うお魚や、関西と江戸前の鰻の食べ比べなんかもできます。

ここを教えてもらってから、私は、もう回る寿司はいかなくなりました(笑)

ご主人と話しをしながら、一貫ずつ握ってもらうお鮨の楽しみをしってしまいましたもん(その上、安いんす。ここ)




そして、二軒目は、今やワカモノのまちとなった、裏トキワ街。

元々、トキワ街は、戦後、流行のものをいち早く取り入れて栄えたまちでした。大型店の撤退などで、表通りは寂しくなりましたが、サブカル的な「裏通り」は、おもしろい店が並びます。

こちらは「シードラゴン」

高松一、外国人の来店者が多い店として有名なのだそうです。

魅力的な店内と創作料理もさることながら

   


ビールとワインが半額になる ハッピーアワーや、

自由にピーナッツを持っていける樽など、

 

とにかく、お客様に優しいアイディア満載。

ブログに、このお店のことをあげると、ここだけは人に教えて欲しくなかったとコメントがつくほど、コアなファンが多いのも特徴です。





そして、トキワ街から、トキワ新町にぬけるところにある屋台 「ひろにぃの鯛焼き」

  


人と同じことしてもしょうがないわ~と「ベーコンエッグ鯛焼き」を発案した、ひろにぃ。

その発想が、かっこええじゃないですか。


ラードだからあっさりしていて

粉もマヨネーズも自家製で、内容は企業秘密(笑)

「熱くてうまいのはあたりまえ、冷めでもうまいよ」

って、言われると、つい買ってしまいます。

ネタがきれると店じまい (だいたい1時30分くらいまで)

焼き上がるまで、ひろにぃとお喋りするのも、夜の街の楽しみです。



最後は、私にとっては未知の世界 松平時代には「馬場」があり、今は夜の中心繁華街となった、中古馬場のスナックでございます。


 


スナックっていうのは、人生のうちで5回以下しかはいったことがないので、様子がよくわかりませんが、お話をしていたマキちゃんは、ごくごく普通のお嬢さん。

自然な会話が楽しめます。

お客さんたちは、なぜか取り憑かれたように歌い続けます。

選曲からいって、40代の方が多いのかも。いろいろありますもんね、歌うっていうのは、ストレスの発散になるんでしょう。


ただ、カラオケは自由度が低いので、いくら歌え歌えとあおられても、ワタクシ的にはout。(笑)



マダムは、しっかりした聡明な感じの方でした。

土肥さんの思いがつうじて、このマダムが漫遊帖のガイドをいてくださると、夜のまちは楽しくなるかもです


******************


そして、百間町を案内するのは、宝田さんと 金井さん。

このあたりには、福屋・川六・折鶴・みまつと、大きな旅館が建ち並び、

「僕が子どもの頃は、夜になると旅館の浴衣を着た人がたくさん歩いていた」

と話してくれるのは、30代の金井さん。金井さんも、旅館の若旦那です。


百間町は、「ここで飲めるようになったら、男も一人前」と言われていたように、大人のまちとして老舗の割烹や料亭がならんでいました。

なので、「百間町は高い」っていう、イメージがあったのですが

宝田さんが、教えてくれるのは、気軽に郷土料理が食べられたり、信じられないような値段で割烹の御料理がとれるバーなど、穴場だらけ。

「酔灯屋」さんは、人気の居酒屋さんですが

ここでは、さぬきの醤油豆や、ちっちゃい御料理の小鉢のほかに、ジャコてんのあぶり。

 

これが、香ばしくて、ありそうでないのです。


そして、次は、割烹「よこ井」さんがやっている、ワンプライスバー「Lit miyami」

ここはバーなのに、おつまみが乾きモノだけじゃなく、よこ井の御料理が食べられるんですな。

それなのに、全てワンプライス!




このお品書きを見ただけで、贅沢な気分になれます。

でも、ワンプライス。


カウンターを守る長谷部くんは、なんとカマタマーレの現役選手。甘いマスクと チョコレート色の肌が素敵ですよ〜

女の人にもお勧めでございます。


で、もう一つの穴場情報。

百間町界隈のランチのおいしさ!、よこ井さんも500円でランチを!

 

料理人が数限定でつくるランチ

シンプルなのに手がこんでいて
知る人ぞ知るというかんじ(笑)


この日は 鰯 オーガニック人参のてんぷら

ガイド役の 宝田さんが

むちゃくちゃ美味しかったですよ〜って


絶対 近々いくぞ〜。




このコースは、絶対女性がたくさん来ますよ~と、3人のガイドさんにお話しまして、女性の多いときはスイーツ。

県外の方が多いときは うどん。

男性客の多いときには、お酒などなど 考えてくださいねとお話しています。



いろんなパターンに対応できるのも、ガイドつきまちあるきだからかも。


夜のまちあるきは、まず食べ歩きから。

まちをぶらぶらしながら、ガイドの旦那衆とお話を楽しんでください。



まちかど漫遊帖の、2008年秋は、46コース。

構築が進み次第、どんどんご紹介しますね!
  
















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この記事へのコメント
>執り憑かれたように歌い続ける・・笑

本当に・・・絶対夜のコース、皆さん待っていたでしょう◎

行かねば、行かねば。
Posted by お銀 at 2008年07月02日 07:29
あぁ懐かしい名前がいっぱい
(もちろん私が行ってたわけではないが、母上の仕事場でした)

行くー 絶対行くー
Posted by ぴよ at 2008年07月02日 07:47
うーん。

うーん。

うらびれた夜のまちのままが・・・いいんだがなぁ・・

あんまり、みなさんに、知らせないでも・・苦笑。

ま、お昼に力を入れて、夜は後回しでいいからね、るいまま。そこんとこ、よろしくっ。
Posted by ロックん天涯@いやな夜が増えるのか・・苦笑 at 2008年07月02日 10:59
■お銀

ありがとうです


■ぴよ


そういう楽しみ方もありますな。


■rookie

漫遊帖でいかれる方は、嫌な客にはならないと思いますよ。

まちの遊び方など、ガイドさんと話しながらあるくので、むしろ、こういったものを大事にしないといけないと思うようになります。


ガイドつきまちあるきは、実際経験してみないと、その意味や魅力はわからないと、参加したかたみなさん言います。

最初は、テレビの食べ歩き番組のような印象を持つ方が多く、今も、たぶん、そういう考えで食わず嫌いになっている人も多いはず。


なので、あれこれは言っても一緒なんですが


まちを愛する人を増やそうとしているんですよ、ガイドさんたちは。


反対に、これをしたから一気に客がガンガン増えることはないです。

そんなまちづくりは、きっと続いてはいかないのです。

まちは、自然な形で静かに変化していくもので、それを邪魔するような動きは、私は嫌です。
Posted by るいままるいまま at 2008年07月02日 11:20
なるほど・・

よくわかりました。うん。安心。
Posted by ロックん天涯 at 2008年07月02日 12:24
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漫遊帖 夜のコース
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