2023年12月13日
タイ古式マッサージ ぞうのみみ に参りました!
【タイ古式マッサージ ぞうのみみ】
右肩の可動域がどんどん狭くなり、とうとう腕の細いコートを着たとき「イテテテ」となってきた。どうにかせなばと思っていたのだが、本番だ稽古だとたてこんでいたので、一息ついたところで身体にご褒美。
近くの足つぼマッサージ屋さんが夏に閉店してしまい、近所でどこか良いところはないかと探したら、歩いて10分ほどのところに「#タイ古代マッサージ」というサロンがでてきた。
初めてのことなので、「タイ古式マッサージ」で検索すると、「ストレッチと指圧がセットになったタイの伝統的なマッサージ。筋肉を刺激し、血流を促すマッサージで「2人ヨガ」とも呼ばれてます」と書いてあり、
結構アクロバッティングな写真がでてきたのでびっくりしたのだが、こんなに動かすのに「痛くない」「寝てしまう心地よさ」とあったので、チャレンジすることに。
それと、#茶室る庵 に来るひとはご存知のように、私は「象好き」(笑)。
このサロンの名前が「#ぞうのみみ」っていうのも、先生が象に乗っている写真をアップしていたのも決めた理由。
栗林小学校校区は、北と南のまちの様子がまるで違い、るいまま組は北側なので、わりと道が整備されているのだが、
南側はたぶん戦災にあわないまま町が新しくなっていったので、路地が多く、路地のむこうが行き止まりという所も多く、mapはすぐそこだいうのに、なかなか見つからないというアクシデントはありながらも14:30に到着。

先生は40代。サロンはハイツの一室で、ドアを開けると落ち着く香り。先生の声も心地よい。
身体の調子やアレルギーはないか、触らないほうがいいところはないかの問診があり、右肩の不調から右半身がなんだか強張る感じですと話しながら、まずはお茶をいただく。
準備してくれていた、Tシャツとタイパンツに着替え準備。初めての #タイパンツ はキュロットのような巻きスカートのようなパンツで、なかなか着心地がよく気分があがる。まずは姿から(笑)
かわいい盥に選んだオイルと疲れが取れるお塩のはいったお湯が運ばれ、足湯をしながら足のマッサージ。身体がぽかぽかしてくる。
部屋を暗くして、いよいよ施術。仰向けに寝た状態で、先生とお話をしながら始まる。
タイ古式マッサージは、タイ王宮式、バンコク式、チェンマイ式とあり、王宮式は作法や手順など特別な決め事があるもので一般のひとのものとは別物。
今回私が受けたのは、バンコク式。
ツボ押しとリンパマッサージとストレッチが複合的にゆっくりと進む感じ。ただ寝ているというより先生が私の身体を担ぐような姿勢にもなるので、これが「2人ヨガ」と言われる所以かもと思いながら身を委ねる。
下半身を施術しながら、筋肉多いですね、よく歩かれますか?と聞かれ、「ええ、まぁ、ちょっとだけ。5kmくらいは普通に歩きます(笑)」
腰から下を十分にほぐしたあと上半身。ただいま右肩は故障中なので、いけるところまでになったのだけど、コートを着るときに「イテテテ」となるのに、わりとストレッチもいけるもので、伸ばしたあとはスッとして可動域がひろがった。
左肩は、普通にぎゅーーとやっていただいたのだが、とても気持ちいい! 右肩の痛みがなくなったら両方やってもらいたい!
普段は動かさないような方向に伸ばしていくので、やはり身体のことをよくわかった、技術が高いひとにやってもらわないといけない施術だなと感じた。
「ぞうのみみ」の守實さんは、マッサージ師として日本で3年勤めたあと、タイに留学し「タイ古式マッサージ」を学び12年目。
タイ古式マッサージは奥が深く、いまも継続して先生から学んでいて、まだまだ勉強中ですというけれど、安心感がある。


最後に、#トークセン という木槌のようなもので痛みのあるところの深部を治療。先生が叩くといい音がするのに、自分でやってみると鈍い音。うまく振動を起こすのも技術なんだね。

壁にあった、マントラはタイ古式マッサージの創始者「#コマラバ」の言葉で、学校ではこれを学生みんなで唱えて心を鎮めたあと学びにはいるそう。いまも毎回お仕事の前に唱えるそうで、唱えてみせてくれたのだが音楽のような唱名のような節がある。
守實さんがタイ時代に乗った「象」のこと。象の体毛(?)は写真でみるとふわふわだけど、実際には針金のようで「ジーンズをはいていても刺さってきます(笑)」。
象の通り道にバナナを売っている屋台があって、象は必ずそこで止まり、買ってあげるとサービスがよく、買ってあげないと、やや不機嫌になりいたずらするらしく、「さすが象だ!賢い!(笑)」
象をあまくみちゃいかんよ~
ゆっくり無理せず、じっくり120分施術。ご案内にも、時間がかかることは書いていたので3時間スケジュールをあけていたのだが、ほんとに3時間「ぞうのみみ」に居た。
17:30外に出ると、すっかり陽がくれていて、帰りは迷わなかったのと近道をみつけたので、次回からは10分もかからないはず。
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