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2017年11月10日

ナティア & るいまま




11/25 は南新町「パティスリースミダ 」1周年。階上茶室「スミダの棲みか」openの日です。

丸亀街ドーム「良い糖の日」イベントに出店中のパティスリースミダの元気娘ナティアにご挨拶に参りました!

若さと爽やかさの1F「パティスリースミダ」、妖しさと濃さの3F「スミダの棲みか」。

どうぞ宜しく~

11月10日は良い糖の日に制定されたそうです。



  
Posted by るいまま at 16:35Comments(0)

2017年11月10日

藤塚マルシェで野菜と肉!




昨日の20時から今日の朝6時まで、徳島から高松西インターまで高速道路は工事中。

てなわけで阿南から11号線で帰ることに。

お腹はすいていなかったような気がしたのに、時間がかかると思った途端にハラヘリ(笑)

真夜中まであいているのは藤塚マルシェだなとなり、柳家一琴師匠の「松山鏡」を聴きつつ一路高松へ。

ずいぶん安全運転で走ってくれたのに、メニエルな私は、車から降りるとやっぱり地上がふわふわになっていて、藤塚マルシェにつくなり「ちょっと歩いてくるよ」と1キロほど歩いて、ようやく落ち着く。

とはいえ、藤塚マルシェの料理は今日も美味い。「八百屋やのに肉肉しくて すみません」と中木さんは言うけれど、ピザもグラタンも野菜もたっぷり。

だから、八百屋のBARが好き。








  
Posted by るいまま at 02:47Comments(0)

2017年11月10日

「The Nest 魂の宿るところ」at 徳島阿南市






今週はフランスWeek。

夕方の打ち合わせの流れで、人形遣いの「勘緑」さん、チェロの「Stann Duguet(スタン)」さん、ピアノの「Thibaut Louvel(チボー)」さんが出演する「The Nest 魂の宿るところ」の本公演を観に、徳島県阿南市へ。

勘緑さんの人形遣いは、瀬戸内サーカスファクトリーの公演で何度も観ていたのだけど、今回は、チェロとピアノと阿波和紙で作られたアート作品とのコラボ。

人形とのコラボステージの前に、スタンとチボーの演奏がたっぷりあり、それがフランス的というかなんというか、高い演奏力を持ちながらも、無駄な力みがなく心軽やかになるステージで、最後のピアソラまで一切の説明なく、一気に6曲聞かせた。

そして、いよいよ「無伴奏チェロのための「BUNRAKU」」黛敏郎作曲。
様々な世代を感じさせる人形たちが、客席から上手から下手からでてくる。

「BUNRAKU」は、「チェロによって太棹三味線のばちさばきや、義太夫節の節回しを表す超絶技巧によって表現する、きわめて強い緊張感を持った音楽」とプログラムにあるように、息をつく暇もない。

今日は、ピアノも入り、鍵盤だけでなく、直接弦をひっかいたり叩いたりして、日本独特の雰囲気を出していた。

人形のなかには、衣装をつけない人形もあって、彼らがいかなる手技により動かされているかを知る。右手と頭、左手、足と3人の人形遣いがばらばらに操るのに、人形は1つの魂となる。

人形遣いがすべてが黒子の姿であっても「勘緑」さんの動きだけは別格だ。人形が勘緑さんに乗り移るのか、勘緑さんが人形の魂となるのか、勘緑さんは人形を遣っているというよりも、人形と同じ鼓動と呼吸をもち動く。

ストーリーは、穏やかな春のような日から始まる。祭りの力強い動きは、阿波らしい。そんな喜びにみちたある日、人形たちは、古典的文楽では見せないような動きを見せだす。宙をまい、空を切るようにして逃げ惑う。

傷つき力尽きた人形たちを、僧が助けてゆく、残された力を振り絞るように人形たちは目覚めるが、最初に美しい姿を見せた女はぐにゃりと力なき姿となっていた。

私はそれを「戦争」なのだろうと思っていたが、このシーンが、3.11のことであると、公演後の勘緑さんのお話で知る。

勘緑さんは、3.11のことを表現し続ける。そして言う「形あるものはなくなっても、心は決して壊れない。何が起きるかわからない今、次の子にたくせる町を作りたい、作品を作りたい」

震災から6年、勘緑さんの動きは止まらない。






  
Posted by るいまま at 02:45Comments(0)