2016年09月28日
獅子文六「コーヒーと恋愛」読了
獅子文六「コーヒーと恋愛」読了。
まだ、小説家の小僧として芦屋に通っていた頃、
「るいままさん、現代における年齢というものは7掛けであるから、きみはまだ二十歳にもなってないのや」と言われ、ずっと7掛け人生できたのだが、
昭和37年に書かれたこの小説の主人公 坂井モエ子さん44歳をみてると、
女も40を越えると、今も昔もなんら変わらず、7掛けなんぞと言うてる場合ではないことを実感(笑)
もはや戦後ではなく、世の中は高度成長期に向かう夜明け前。なんだかんだいって、すべてが明るい。
新劇女優からテレビタレントに転向したモエ子は脇役ながら人気女優としてドラマにCMに引っ張りだこ、
おしゃれで文化的な自宅である高級アパートには、劇団の後輩でもある8歳年下の内縁の夫 べんちゃんがいる。
何もかも手にいれているように見えるモエ子さんは珈琲名人。彼女の人柄どおりの珈琲をいれる。
そんな、リア充満タンなモエ子さんにも44歳という年齢らしいいろいろなことが起きる。
とにかく最後が痛快!
モエ子44歳 まだまだ人生はこれから。
Posted by るいまま at 20:26│Comments(0)
│珈琲
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