2024年12月22日
【建礼門院徳子 華】
【建礼門院徳子 華】
音楽と言葉と華「建礼門院徳子」で、華道家 細川 康秀 の演じたのは、
徳子の理想の師ともいえる実父 #平清盛 と、彼女の義父であり時代の波のなかで敵対しつつ理解しあった #後白河法皇。
清盛が生ける花は、武家の立花を意識した大きく勢いある花。平家隆盛のとき、平家の姫として生まれた徳子にとっては喜びの花です。
後白河法皇が生ける花は、ひとり大原で平家の菩提を守っていた徳子を訪ね、労るように生けた花。この花は、五輪塔の前に捧げられました。
喜びと弔い。ふたつの花が、劇中に出来上がるという仕掛けに、初めて音楽と言葉と華シリーズを体験したみなさまから驚きの声をたくさんいただきました。








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