2023年05月23日
空海 伝えるということ
【空海 伝えるということ】
5/23 goodmorning
いつでも行けると思っているといけないのが美術館と博物館。
同時期に開催された、京都文化博物館の #織田有楽斎展 も京都国立博物館の #親鸞展 も行ってるのに、気づけば #香川県立ミュージアム の #空海 展の最終日。
この日は、残月亭数寄者茶会の日。朝一番に県立ミュージアムへ。11:00には公楽さんのお料理が届くので10:30にはでないといけないのに音声ガイドを借りてしまう。
親鸞も有楽斎も、音声ガイドにあわせてあるくと2〜3時間かかったので、聴きながら立ち止まらず聴きながら歩き、目的の展示を観る。
讃岐のものゆえ、単に僧と言うより国に多大な影響を与えた大プロデューサーであり文筆家であり書家であり芸術家でもあった空海の、
真魚と呼ばれた子ども時代から恵果にであった唐時代、日本に帰ってからの布教と偉業、そして、入場までの空海の生涯のアウトラインが解っているので、
詳しく掘り下げた部分にもつまずくことなく、ほうほう。四国全域からあつめられた木像、宝物には、さすがのものだと息を飲む。
空海は、布教の際、経典を自分なりの解釈でわかりやすくしたり深く教えたりして理解しやすい形にして届けていく。
彼の動きに、時の天皇たちは空海推しになり、力を貸したり、贈り物を贈ったりしているが、空海はずぶずぶな関係にはならない賢さがある。
途中、写真家 宮脇 慎太郎 の五岳山やまんのう池の壮大なる写真が展示され、讃岐という国が小さな香川県ではなく、豊かに広がる讃岐国であったことを実感する。
月曜日、城ガールが水野農園の朝どれ野菜を運んでくれたので、茶を飲みつつ、伝えるということについて語り合う。
城ガールが受け持つ講演も、私のやっている公演も、ただ窮屈に退屈に時間を過ごすのではなく、子どもには子どもたちが興味をもつことばで、歴史があまり得意ではないひとたちには興味をもてるような工夫をしないとなとなり、
空海が、まさにその方法がとれるエンターテイナーだった話をする。
【四国高松るいままyoutube】
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【髙松まちかど漫遊帖】
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