2023年04月24日
京都さんぽ【京都文化博物館 13:00 織田有楽斎展】
【京都文化博物館 13:00 織田有楽斎展】
#京都文化博物館 では、戦国時代から江戸時代に生きた武将茶人 #織田有楽斎展 開催中。


織田信長の13歳違いの弟で、戦乱の世も、あちらにこちらにと上手く生き延び、逃げの長益(有楽斎)とも揶揄されることがおおかったので、うちらは言い訳などせず散った織部派なんていっていたが、
展示を見ながら、有楽斎のひととひとを繋ぐ丁寧な生き方が、残された書簡から強く伝わり、私は有楽斎を誤解していたかもなと思い始める。
有楽斎の師は武野紹鷗。利休と同じで、当然利休とも親交はある。
ただ、頭脳技量のすぐれたひとを言う利休十哲をいうときには織部も有楽斎もはいるが、七哲のときには織部は残るも有楽斎の名前はない。
これも有楽斎を誤解する原因だったのだが、有楽斎は、利休を師と仰いだ織部とは違い、利休からも特別な茶人として一目置かれていて、弟子とか仲間ではなく、利休同様、今の世にまで残る独自の茶を作ったひとだったのだ。
戦国時代は、戦いに勝ち抜いたり、潔く散ることに、ひとの価値を見出しがちだが、有楽斎は、武将でありながら、もっと違うところに意味をみつけ生きたひとだ。
残された書簡の中にあった、利休の二人の息子、道安、少庵の仲をとりもとうとする気遣いは、千家の歴史を知るものにはグッとくるはず。「客を饗す」を旨とする有楽流茶道の真髄かとも思う。
日本に残された3つの国宝茶室、利休の待庵、遠州の密庵、そして、有楽斎の如庵。
如庵が二畳半台目で、待庵よりもかなり広いこと、それがひとをホッとさせることはわかっていたが、
床横の斜めの壁は、客が茶室で迷わないための心遣いでもあったこと、腰の紙に暦を使い隠居までの人生70年を語る遊び心ということを、帰ってから知った。


茶室に決まりはなく、茶室を作るひとが、ひとを招いたときに、いかに楽しい時間を作れるかにある。と、元明治村の館長さんが話していた。
独自の世界を作ることに心身の力をそそいでいた、利休も有楽斎も織部も、茶と言えば、真似たり写したりが一番だと思うひとが主流になって、窮屈さに逃げ出すひとが増えるなんて考えもしなかったろうね(笑)
なにはともあれ、織田有楽斎について、いろいろ知ることができ、よき時間だった。
やっぱり、ひとはいろんな方向から見るほどにおもしろい。
願わくば、あと30分時間が欲しかった。

Posted by るいまま at
21:10
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2023年04月24日
京都さんぽ【市川屋珈琲 11:30 整理整頓と動線】
【市川屋珈琲 11:30 整理整頓と動線】
市川屋珈琲到着。せっかち腹ペコの二人でも待てる程度の列に並び、黒板コンプリート。


今日も期待どおりの美味しさ♪
今日はデミオムライス、ベーコンと壬生菜のサンドイッチ、苺とバナナのフルーツサンド。



市川屋ブレンド。

小さなキッチンや水屋なのに、無駄なき動きで次々とお料理が出来上がる術に感心。
整理整頓と動線がお客様を待たさないコツであることを知るためにも、盆点前ガールズには市川屋珈琲のカウンターに座ってほしいもんだと女将と話す。
京都の大学に通っていた女将の案内で 高瀬川周辺を さんぽ


3階建ての楼閣


ここ美味しいらしいよ。

喫茶 フランソワ

小学校がホテルに
2023年04月24日
京都さんぽ【京都駅 10:56→ 丸福楼 → 市川屋】
【京都駅 10:56→ 丸福楼 → 市川屋】
いつもの高松発8:22のマリンに乗って京都へ。今日のおさんぽのお相手は、宇多津 料亭公楽 の女将。

私のさんぽは、時々「これ、さんぽじゃないです!」と途中で泣かれることがあるんだが、女将とは、先月、るいまま組から南に2.5kmほど一緒に歩き、大丈夫!と確認すみ。
女将は、前回、タクシーで 市川屋珈琲 にまできたけど振られたとのことなので、まずは、市川屋珈琲まで30分弱のさんぽ。
3月31日にきたときは、まちの公園も高瀬川も桜が満開でしたかわ、いまは新緑。鴨川の川べりでは、藤の花が満開。

#任天堂 発祥の地に建つビルをご案内。任天堂は、1889年、かるたや花札の製造の株式会社丸福としてはじまりました。


重要文化財にも指定されるこの建物は、長く開かずの館でしたが、2022年、ホテル、レストラン、ライブラリーを要する #丸福楼 としてふたたびの活躍をはじめました。
https://marufukuro.com/
もちろん、まぁまぁお高いので、外から観るだけ(笑)
無事、市川屋珈琲に到着。
普段なら、お隣の河井寛次郎記念館ものぞきますが、間違いなく えきちゃん(猫)が店番してるので、今回は参りません(謎)
【京都さんぽ】
では、たたかうマヌカハニーとともに 、京都さんぽに行ってまいる。
このワンピースにサングラスは、たぶん怖がられているんだな。みんなのぞいては去っていく。あぁ、金髪だしな。英語しゃべれんけど(笑)
てなわけで、4人がけにひとり(笑)


坂出から合流した女将に 岡山のチョコレートをもらう。これ、美味しいよ。