るいままとしての３６５日

夕べは、となきちと二人でワインをのんで、そのあと梅酒を一杯

その上、酔っぱらいのいかん癖で、風呂上がりのアリスを呼び出してしまい

遅くまでつきあわせ　（すまん！）

みなさんが帰ったあと、片付けながら日本酒の残りを整理し

カウンターとシンクにアルコール（こっちは消毒のね）を噴霧して閉店。





創作期間にはいって脳が異常行動をおこしているのですぐには眠れないから、

またぐだぐだと資料読み

その中でみつけたこと



自ら死を選ぶひとは、襲いかかる現実からの逃避していると想像しがちだけれど

自ら死を選ぶとき、逃避ではなく、現状の自分を守る

つまりは、現状保存のためにあるのだ。



この考えに当たったとき、大きくうなずくことがあった。



これほどの才に恵まれ、なぜ逝く？　と凡なる私たちは思う。

非凡なる人たちは、常になにかに追われており、それに耐えかね逝ったのだろうと考える。


がしかし、非凡なる人たちは、凡なる私たちには考えられないほどの世界をもち

その世界に生きていた。

頑固にその世界をまもるからこそ非凡であるのか、非凡ゆえにまもるのか

とにもかくにも、彼らは凡なる世界に行くつもりはないと

強い意志をもって、自らの時を止める。



いや、時が止まったと思うのは、凡なる私たちがおもうことであって

非凡なる彼らは、そこからも続く。


現に、彼らののこしたものは、その後も生き続ける。




金子みすずの自死を、悲しいこと寂しいこと哀れなことととるのはたやすく

たぶん、そういう作りこそが涙誘うとも思うのだが

彼女が守りたかったのはなにか？

と、考える。







こんなに天気の良い日に、カーテンしめて、こんな仕事をしておるわけです。（笑）