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2015年10月26日

瓦町プロジェクト ひとの寄る辺となるために。



空いたままお店に、あかりを灯すということは、とても大変なことだ。

そして、お店を継続させるということは、お祭りを続けるよりも、もっともっと大変なことだと思う。

1日1日誠実に あかりを灯しつづけること。お客様の来ない日も、自分の心が落ち込む日も、あかりを勝手に落としてはいけない。それを寄る辺にしているひとはたくさんいるのだから。

そんな話をいろんな人にしてきた。


瓦町プロジェクトには、るいまま組気分次第亭から運び込んだものがたくさんある。

気分次第亭にあったものたちは、ほとんどが瓦町裏にあったMUSlKをかたづけたときに、預かったものだ。

るいまま組でもあったMUSlKの店主は、毎日 あかりを灯すのが苦手な子で、気まぐれな旅にでかけたきりになってしまったが、

それでも、MUSlKがあることが、寄る辺となっていたひとは多く、今もその繋がりは続く。

瓦町というのは不思議なまちで、あの要塞のような瓦町駅ビルを挟んで、表と裏では大きく雰囲気がかわる。

ただ、3日間の瓦町プロジェクト開店のために始めた動向調査の日々、そして3日間の様々な形と様々な時間帯でのチャレンジカフェによって見えてきたのは、

見えているものは変わっても、源流に流れるものは同じだなということだ。

るいまま組瓦町プロジェクトは、ここに継続してあかりが灯るまで、たくさんの「ひと」の体温や会話や笑いを送り込みつづけようと思う。

その力を得て、場自身が呼吸しはじめるとき、きっと ここは「ひとの寄る辺」となる。



祭りの3日間、盛り上げて下さったみなさん、ご意見をいただいたみなさん、なんだなんだと覗いたり、勇気をもって足を踏み込んで下さったみなさん。

ありがとうございました。

何気ない会話の中から得たヒントと、「こんなことやりたい」という言葉を、少しずつ形にして行きますね。

ひとりひとりの力は小さくても、その力が集結したときは、ひとりの天才がやることよりも、すごいことができる。

夢は語るものじゃなく、実現させるものだ。まずは夢を聞かせて欲しい。

るいまま組の初期のwebに載せ続けていた言葉は、今も私の胸には強くある。





  
Posted by るいまま at 14:35Comments(0)