2021年01月21日
漫遊帖 初夏の小旅 宇多津 コース構築
まちかど漫遊帖2021春。
初夏の小旅 「宇多津 古街 料亭からのおすそ分け」コースの構築に宇多津に参りました!
11:13 高松駅からJRに乗って宇多津へ。
11:35 宇多津着。
20年来の友人でもある、ちいおり宇多津の玉井ちゃんが駅まできてくれて、おひなさんのことや宇多津のことを聞きながら、うぶしなさんまで。
11:50 宇夫階神社到着。
うぶしなさんは、紀元前から鵜多郡の郷に鎮座し、宇夫志奈大神として祀られています。
以前、お邪魔したとき本殿横の祭事に使われたという巨岩のあたりで空気が変わったことを思い出します。
宇多津は、中世(鎌倉時代、室町時代)に大きく栄えた湊町でもあり、町家と言えどもその頃からの商人の大きなお屋敷が多く、宇夫階神社の玉垣には、その頃の名残が多いのが特徴。
古街は、ガイドさんと何度かあるいたことがあるのだけど、古い町にはどこにもあることながら、少しずつ変化していて、町家が新しい住宅に変わっていこうとしている。
それは、長い歴史のなかでは当たり前のことながら、やはり目の当たりにすると寂しいね。
古街を歩けば気づくのが、とにかくお寺が多い!
昔は、30もあったと言われる寺は、この地の守りの要。川沿いにある西光寺からは、西本願寺の織田信長に兵糧をおくっていたそう。
古街にきたら、必ず寄りたい高橋地蔵餅。このあたりは、水琴窟のある小さな橋や、丸ポスト。白熊の剥製のあるお店など、わぁわぁと気持ちも盛り上がる(笑)
街のひとが集まる大熊酒店の角向かいに、宇多津町が買い上げ改修し宿として蘇った町家の「古街の家」がある。ここは以前見せていただいたので、今回は、この古街の家の裏手にある洋風木造建築の新しい古街の家を見学。
元はお医者さんのお宅だったとかで、立派な建具や欄間など見どころ満載。お家の良さを残し、ベッドルームやお風呂、キッチンは使いやすく直し、長期滞在でも不自由なく暮らせる宿。
この和洋折衷の美しいお屋敷は一棟貸し。大きな旅にいかずとも、高松から30分ほどの小さな旅で得られる異空間です。
そして、舟形茶室のある西光寺を抜け、大東川にかかる新町橋を渡ったところにあるのが、今回のまちかど漫遊帖 小旅コースの終着点「料亭公楽」へ。
13:00 料亭公楽 がランチでおもてなしをする 蔵カフェ公楽でお食事。
写真は、料亭のおすそ分け膳 飲み物とスイーツが付いた、充実のお膳です。もうひとつのオススメは、料亭の卵焼きのサンドイッチ。
お食事あと、女将から建物のご案内。
初夏の香りがする6月頃に、高松からJRで宇多津にゆき、宇夫階神社の裏からのんびり古街をめぐり、カフェ公楽でお食事を楽しむ、まちかど漫遊帖小旅シリーズ。
漫遊帖2021春のコースとなります。お楽しみに!
■料亭公楽
http://ryoutei-cafe-kouraku.com/kouraku/
数奇屋作りの建物は、ゆうに築100年をこえています。そこに、疎開していた、建築家の祖父が内装を変え、料理旅館をはじめました。新しいものに敏感だった祖父は、蔵を、天井が総あじろの大広間に改装し、1階には当時、珍しい、ダンスホールを作りました。 そんな建物が当店の自慢です。 是非、その中で、ゆっくりとお過ごしください。普段と、また違う時間を感じて頂けると確信致します。 心よりお待ちしております。
18:00 ただいま 高松♪
高松ー宇多津の小旅コース構築。
帰りを宇多津のまち解散にして自由に歩いていただくかと思っていたのだけど、
宇多津駅付近をぐるぐる回ってみて、乗り遅れたときに避難できる場所が少なそうなので、今回は引率して高松まで帰り高松解散とすることにします。
駅によって用途や個性は違うからね。
【四国高松るいままyoutube】
http://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1202617.html
【髙松まちかど漫遊帖】
まちかど漫遊帖オフィシャル 漫遊帖2023春コースリスト
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