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2024年04月09日

猪が守る護王神社



【護王神社】

4月7日 弘道館での茶会のあとは、さんぽ。

まちかど漫遊帖2024春も始まりましたので、足腰の神社「護王神社」にお参りにまいりました。

護王神社は京都御所の西側、烏丸通に沿いに鎮座する神社。平安京建都に貢献された和気清麻呂公(わけのきよまろこう)をお祀りしています。

こちらは「狛犬」ならぬ「猪」が神社を守っております。この猪と和気清麻呂公とのお話が、神社が足腰の神様と言われるゆえん。

猪が守る護王神社

猪が守る護王神社

猪が守る護王神社



■由来

奈良時代・称徳天皇の御代のこと。弓削道鏡(ゆげのどうきょう)という僧が法王となって絶大な権力を振るっていました。やがて道鏡は、天皇の位も奪おうと考え、「『道鏡を天皇にすれば天下は平和に治まる』と宇佐八幡よりご神託(神様のお告げ)があった」と天皇にウソを言います。

 天皇は、ご神託が本当なのか迷いました。そこで、和気清麻呂公を呼び、九州の宇佐八幡へ行って確かめてくるよう命じました。清麻呂公は宇佐八幡へおもむき、ご神前に出て「真意をお教えください」と叫びました。すると、光り輝く宇佐の大神が現れ、「天皇の後継者には必ず皇族のものを立てなさい。道鏡のような無道の者は早く追放してしまいなさい」とご神託を下されました。

 清麻呂公は都へ戻り、大神のご神託を天皇に報告しました。野望をくじかれた道鏡は激しく怒り、清麻呂公の足の腱を切った上、大隅国(鹿児島県)への流罪(るざい)としてしまいます。さらには、大隅国へ向かう清麻呂公を襲わせるために刺客を放ちました。

 足の腱を切られ、立つことすらできなくなった清麻呂公ですが、皇室を守った大神に感謝するため、宇佐八幡へ立ち寄ることにしました。そして、一行が豊前国(福岡県東部)に至ると、どこからか三百頭ものいのししが現れました。いのししたちは清麻呂公の輿(こし=乗り物)の周りを囲み、道鏡の刺客たちから守りながら、十里(約40km)の道のりを案内してくれたのです。

 清麻呂公が宇佐八幡での参拝を終えると、いのししたちはどこかへ去っていきました。不思議なことに、清麻呂公の足の痛みは治り、再び歩けるようになっていました。


猪が守る護王神社

猪が守る護王神社


■弓削道鏡

道鏡(どうきょう、文武天皇4年(700年)? - 宝亀3年4月7日(772年5月13日)以前)は、奈良時代の僧侶。俗姓は弓削氏(弓削連)。俗姓から、弓削 道鏡(ゆげ の どうきょう)とも呼ばれる。平将門、足利尊氏とともに日本三悪人と称されることがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%93%E9%8F%A1


■護王神社web
https://www.gooujinja.or.jp/


しかし、この日の京都は暑かった! 気温は、このとき26℃





【四国高松るいままyoutube】
http://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1202617.html

【髙松まちかど漫遊帖】
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