るいままとしての３６５日

5/14 goodmorning

【自分を大事にしてヘソクリなさい】

宵っ張りの朝寝坊の上に、今年にはいりテレビばなれが酷いので、朝の「おちょやん」は見ていないんだが、

浪花千栄子さんのことがクローズアップされ、いろいろなひとたちに影響を与えているのは知っている。

私たちの世代は、たぶん浪花千栄子さんの活躍を観た最後の世代で、すでにお婆ちゃんの役が多かったと思う。

天才と言われた、2代目渋谷天外の奥さんだったことも、実はしらなかった。

春日家みっちが、おちょやんをみて、突然、やっぱり還暦de落語会に口上を入れたいといってきて、その週だけNHKオンデマンドでみて、

線が細くて悩める青年の成田凌が、口上の席で結婚宣言をするシーンと、20年の結婚生活で100人以上の愛人がいた天外氏は重なりはしなかったけど、

かわいい杉咲花と成田凌なら変じゃなかったね(笑)




それはさておき、天外さんと別れたあと女ひとりで生きた浪花千栄子さんが、若い女性に残した言葉。

「わたくし、若い女の人によく言うのです、あれもこれも習うのはやめなはれ、一本でよろしい、自分の好きなもの、それをちゃんとやり遂げて、免状もって、夫に捨てられたかて、死なれたかて、それによって自分がつないでゆける、そういうものを、嫁入道具としてもっていきなはれ、それがいちばんたしかだと言うてやりますの。

そして結婚したら、自分を大事にしてヘソクリなさい。そうしないと、さあ捨てられたといっても、電車賃にも困りますよって…」



もはや、世の中は逆転して、男子こそ、ぽやぽやせずに、この言葉をスマホに入れときなはれと思う朝。

時代だね(笑)