< 2024年07月 >
S M T W T F S
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
アクセスカウンタ
Blog
コメントありがとう!


漫遊帖top  2024春コースリスト  アンケート  ガイド関連web
 

2024年07月04日

大きな大きな星だった。


【博士の通夜】

宇多津まで博士のお通夜にいってきた。

法要のあと、「ひとは縁起でつながるもの。通夜は、夜を通し、ご縁を語りお偲びください」と西光寺さんのお説法があり、私たちは博士の話をする。

博士は科学者であり、この地を守る本当の旦那衆だった。もうこんな方はでてこないねぇと言って、ふたりでため息をつく。

会えないけれどいらっしゃると、亡くなってしまったの差はまるでちがう。寂しいだけではない。苦しいような悲しみが襲う。

博士の祭壇は、白い花が波を描いた美しく雄大なもので、中央に飾られた笑顔のお写真をみながら、女将が「よく食べよく飲まれていた頃のお写真だ。いつだって奥様を一番愛してたんだよ」と話してくれた。

日の変わる頃、女将とわかれ宇多津古街の博士のお宅の前を通りながら、女将からきいた立派な棟上げの様子を思う。

時代がかわり、暮らしの文化やお付き合いが簡略化されても、博士だけは、きちっと形を守りきった。大きな大きな星だった。

大きな大きな星だった。


小野さんが告別式のお写真をアップされていたのでシェア。

美しい祭壇は、花と博士のみ。

大きな大きな星だった。

シンプルで、ほんとに大事なものだけを大切にした博士らしい祭壇だった。





【四国高松るいままyoutube】
http://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1202617.html

【髙松まちかど漫遊帖】
まちかど漫遊帖オフィシャル  漫遊帖2023春コースリスト

同じカテゴリー(宇多津)の記事画像
徳山博士を偲ぶ夜
6/29 北山圭一と歩く。知る漆 感じる漆!。残席1
【7月の盆点前ガールズ】予約受付
ひとの力  信頼の気持ち
声が出ない!(笑)
圓通寺回遊茶会 「#織部はバロックだ!」6/15  記録
同じカテゴリー(宇多津)の記事
 徳山博士を偲ぶ夜 (2024-07-03 00:57)
 6/29 北山圭一と歩く。知る漆 感じる漆!。残席1 (2024-06-24 21:40)
 【7月の盆点前ガールズ】予約受付 (2024-06-23 16:45)
 ひとの力 信頼の気持ち (2024-06-18 10:33)
 声が出ない!(笑) (2024-06-17 12:46)
 圓通寺回遊茶会 「#織部はバロックだ!」6/15 記録 (2024-06-16 01:14)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
削除
大きな大きな星だった。
    コメント(0)