2024年06月23日
哲学対話に行ってみた(お題は承認欲求)
【哲学対話】
「一度、高校生の哲学対話にきてくださいよ」と楽水さんに言っていただいたので、その前に #哲学対話 の雰囲気を知りたいと #マルタス の哲学対話に行ってみる。
参加者は、高校生2人、おとな8人の10人。楽水さん以外、初めてお目にかかるひと。
まずは、脳を「質問をする」「考える」の状態にする準備体操的な簡単な言葉リレーの時間があって、全員からたくさんのお題がだされる。
この日は「承認欲求」についての対話。
こんなお題だと、ひとりで5時間くらい話せそうなネタを持つ私なので(笑) 、最初は言葉をおさえるほうに苦労したんだが、
哲学対話においては、話せるのは毛玉のようなボールをもったひとだけ。話すひとに注視し、話を聞く。
私は承認欲求を他者に求めると、その先には虚しさしか残らないと思っているので、承認欲求は自分自身の中に持つを投げかけてみたんだが、じゃないひとが多いと知り、おぉ!と新鮮な感覚。
結論はでない(ださない)ところで2時間。タイムアップとなりまして解散。
夜は、るいまま組ご近所会とのごはん会だったので、承認欲求は他者からなのか、自分の中にあるのかの部分の続きをする。
何で承認されたいかはひとそれぞれだが、承認されるためには、まず自分自身がよほどしっかりやってないと足元すくわれない?
善行はひとに見られると恥ずかしいので絶対みられたくない。
360度ひとに好かれようにすると、結果なにも得られないひとになる例はたくさんみた。そんな薄めな時間で何が得られる?
自身で考えるは、先週の音楽と言葉「織部はバロックだ!」のテーマでもあり、3度目となるこの舞台をつくるために、それぞれが何度も考えてきたことなので、なかなか濃い目の時間となり、こちらは4時間(笑)
「で、まま、哲学って何?」と聞かれ、私がすごく若い頃の話をする。
哲学者と文学者が「ひとを救えるのは自分たちだ」と主張し敵対していた時代があって、酒を飲むとえらいこっちゃになっていた。
文学者の多い世界にいた若い私は、てなこといっても先生たち(文学者)もむちゃくちゃやんか(笑)と思っていた。
でも、そのむちゃくちゃに救われることも多く、世の中は善なるひとが正しいひとではないと知ることもできた。
私たち(るいまま組)がいまやってることは、答えのでないまやかしでしかないが、まやかしの中に隠れる真実を見つける時間は、なかなか楽しい。
まずは言葉にして語り、自分と違う意見をおもしろがり、自身で考えよう。
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