るいままとしての３６５日

【セロトニンと男性ホルモン】

#高齢者のうつ病 が増えているそう。高齢者といってもいくつからは、個体差が大きいと思うけれど、65歳前後で変化する。

うつ病は心の病気と思われがちだけど、心と身体の結びつきが多く「#心が弱ると身体も弱り身体が弱ると心も弱る」と精神科医 #和田秀樹 も書いている。

我が家は、兄の発病から、家族も悲観的なほうに引っ張られそうになったけれど、逆に、兄を診ることで、引きこもっても辛さは緩和しないことを知った。

高齢になると、仕事や家族や友人を失って強い #孤独 を感じたり、病気や運動能力低下で #自信 を失ったりで引きこもり、それをきっかけに、うつ病を引き起こし、それが脳梗塞や心筋梗塞に繋がると読むと、なるほどと思う。

若者のうつ病は心の部分が複雑で合う薬に出会うまで苦しむが、

高齢者のうつ病は、脳内神経伝達物質セロトニン の量に左右されるので、#セロトニンを増やす ことで改善 されやすいそう。

日頃から、「セロトニンの材料であるトリプトファンが多く含まれる、肉や魚、大豆製品、乳製品、バナナなどを多めにとる」ことも大事だそう。

脳内のセロトニンに加え「#男性の場合は男性ホルモンを足す 必要があります」。

「男性ホルモンを維持しておかないと、足腰は弱るわ、頭は弱るわ、意欲がなくなるわ、人づき合いが面倒になるわ、という、どんどんショボくれた孤独な老人への道まっしぐらです」

とは、なかなか辛辣ながら、和田先生も65歳。自分自身への警告かも(笑)。

男性ホルモンを足す には、まず、#肉を食べましょう と和田さん。肉に含まれる コレステロールは男性ホルモンの材料。

そして、 #男性ホルモンを増やすには運動。筋肉をつけることは、うつ病からの脱却。

健康のためにと、ローファットやヴィーガン、低糖質が言われる時代にびっくりするような話だが、若者、中年、老年、超老年をひとつには考えられないかもしれないね。

暑さに負け気味の茶人が、「女性は元気。美味しいものと楽しいイベントがあれば暑くともお出かけ(笑)」と書いていたが、

それは生物として、当たり前のこと。

「女性は、閉経する時期になると男性ホルモンがむしろ増えるので、年を取って元気になる女性が意外と多い。人づき合いも盛んになるので、70代の団体旅行はほとんどが女性です」

だそうですよ(笑)。