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2021年02月28日

茶室る庵 2月席2日目〜 通算5席目記録



【準備OK】

茶室る庵 2月席2日目〜 通算5席目。今日は、3人のお客様をひとりで迎え。

お菓子の盛り付けも私がするので、ハートの切り抜き置いといてと住田社長にいったけど、ハートのかわりに苺つけるよ(笑)

今日は、私のお点前なので、水差しも飾りじゃなく使いますよ。布巾は、コロナ対策で一人ずつ変えるのさ。

まずは、お湯の加減みがてら一服いただきますか。







【茶室る庵2月席2/28 5席目】

てなこと言ってたのに、#時宅 の桃ちゃんに教えてもらいながら、みんなでハートを描くことに。

薄茶のご自服はよくあるけど、自分でお菓子にハートを描いていただくお茶会はめずらしい(笑)




いやぁ、のんびりした〜。2時間、普段なかなかできないお話ができました。みなさん、ありがとう。

たまには、こんな時間もね。また、遊びに来てくださいまし。




【お片付け終了】

片付けを終え、最後の昆布出汁のお汁を飲む。力でるわー。

昆布出汁は、ビタミンB1やB2がたっぷりで疲労回復してくれる働きがあり、

昆布に含まれるヨウ素(ヨード)は、新陳代謝をよくし、喉の痛みをとり風邪予防にもなる。

そして、アトピー性皮膚炎や花粉症にも効くのだ。

昆布出汁ばんざい!




1日目の1〜4席目記録は、盛りだくさんゆえに、またのちほど書きます。

とにもかくにも、無事 5席終了してよかった!


  

2021年02月28日

正座もひとつのアイテムだからさ



2/28 goodmorning

【正座だから美しいってことはある】

昨日の茶室る庵2月席にお越しのみなさま、ありがとうございました。

点前、半東、水屋、菓子を受け持ってくれた、洋子ちゃん、奈美ちゃん、涼子ちゃん、なっちゃん、住田社長、長時間にわたりご苦労さまでした。

今日は、茶室る庵2月席2日目。怒涛の1日目は全員体制でしたが、今日は私ひとりの席なので立礼予定。お茶の間茶室からリビング茶室になるって事ですな(笑)。


茶会をすると、いろんな方と会え、いろんなお話を聞け楽しいのですが、だんだん、足が〜腰が〜のひとが増えてきてるので、考えること多いですな。

場所を借り、茶会や盆点前講座のプロデュースを始めた5年前は、椅子席に限ると思っていたけれど、

茶室る庵を持ってからは、「正座だから美しい」ことはたくさんあるし、ほとんど正座しなくなった日常から非日常で遊ぶためには正座もひとつのアイテムだから、

お稽古は、正座でやりますよ(笑)

では、珈琲のんだら準備。






  

2021年02月28日

るいまま組「壁の鏡とお姫さま」立ち稽古



【壁の鏡とお姫さま】

2020年の石あかりsidetripLIVEatむれ洲崎寺の千秋楽のために書いた、音楽と言葉「壁の鏡とお姫さま」。

前年の作品が漱石の「夢十夜」をベースにした難しい作品だったので、みんながよく知るお姫さまが出てくるお話をるいまま組&中越恵美を当て書きで書き、

音楽は #ダッパーサクセーバーズ に頼み、3月に稽古が始まった所で、コロナ騒動で石あかりの中止が決まり、

ま、来年の夏にはできるだろうと思っていたら、コロナは年を越してますます元気になり、2021年石あかりsidetripLIVEは、またも中止となり、

こりゃ寝かせていたら、そのままになるぞと思ったので、かしぽんのお誕生日の2/27、かしぽんへのプレゼントかわりに、茶室る庵で、立ち稽古公演(笑)。




去年の3月以来、一度も合わしてないのに、というか洲崎寺に組む舞台用の出ハケの確認しかしていないのに、みんな水を得た魚のごとく動き出し、脚本を書いていたころの楽しさがよみがえる。

白雪姫役のみっけは、仕事柄なかなか復帰できずお休みなので、今日は私が代役をしたけれど、ちょっとこじらせた正義感の強い白雪姫はみっけがいい!(笑)




2021.2.27「壁の鏡とお姫さま」 (35分)

■作・構成 るいまま

■白雪姫(みっけ) 本日代役 るいまま。
母親の期待にそえない自分の不甲斐なさに反発したり不良ぶったり。実は正義感と自立心の強いこじらせ系女子

■壁の鏡(くりす)
虚構の中で何百年も生きる美貌の壁の鏡。嘘と嫌味で自分のプライドを守る女だけれど、その裏側にある優しさをお姫さまたちは知っている。

■オーロラ姫(中越恵美)
現実を見ようとせず夢みるだけで100年間お城の塔で食っちゃ寝のニート生活をつづけるフロレスタン国のお姫さま。

■お妃さま 白雪姫の母 (ぴよ)
贅沢をすることだけが生きがいの、世間知らずな白雪姫の母親。実母だから娘とうまくいくなんてことはなく、毒りんご事件で白雪に誤解をうけたままなことを嘆く。

■妖精 (奈美ちゃん)
世界中の童話作家が創作に行き詰まると王子や姫を簡単にカエルにしたり小さくしたりして妖精の国に放り込むので困り果てている。

これ1回ではもったいないので、ト書きを直し、稽古をして、みなさまの所にお届けできる形にしてみましょかね。

立ち稽古風景まさかの中継(笑)
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3690775811000836&id=100002053591649

















  

2021年02月27日

茶席る庵 裏方がお腹すくのいやなん。


窓をあける。土間をはく。湯を沸かす。





【一箪の食一瓢の飲】

茶室る庵は食がつくんですねときかれる。

ええ、私が食べたいものをつけるようにしています、裏方がお腹すくのいやだからさ(笑)

お客さまも裏方も、みんな同じものを食べます。


かといって、立派で手間のかかるものは嫌なので、顔回の花入れのことを読んでいたときに知ったことば「一箪の食一瓢の飲茶会を旨としよう!」と思っております。

孔子の弟子 顔回は、そんな意味で言うたん違うわと、言うとはおもいますが(笑)



さきほど、茶室る庵の掃除をしながら、#川井陽子 ちゃんの肉まんが食べたくなり、

そうだ!「一箪の食一瓢の飲茶席」を陽子ちゃんの肉まんでも組もうと思い立ち、今日、早速話そう!と思ったら、今日来んやん(笑)

陽子ちゃん、近々待ってるわ(笑)






写真は、今日の楽屋のつまみものジョアンのクロワッサン(笑)
お腹すくの嫌なん。お腹がすくと帰りたくなるくらい。




  

2021年02月27日

長く付き合いたいひとには嘘はつかない




【ごめんね】

私は、元々おうち族なので、コロナで特に困ることはないのだけど、やっかいなのは以前ならなんでもないことが、不安の種になる所。


お熱が出たとキャンセルがでたとき、じゃ、おうちのひとにお渡しするよと簡単には言えないこと。

きっと取越苦労なんだが、お熱のあるひとと同居するひとも、はっきりするまでは受け入れられないのだよ。ほんとにごめんね。


イベントも、人数を抑えてやっていると、一番つらいのが急のキャンセルで、

1月、直前にいきなり2人分のキャンセルを言われ、もはや注文していたものをキャンセルできない時期で、結局あれこれ無理をしてしまい、しばらくキャンセルをしたひとの顔も見たくないという感情に襲われたので、

今回は、なぜ急のキャンセルはご容赦くださいとご案内のときに書いたかを正直に話した。

傷つけたかもしれないのに、わかってくださり、ほんとにありがとう。


長く付き合いたいひとには、嘘はつかないときめている。

ま、そう思っていても、間に入って「あっちがああいってた、こっちがああいってた」とかき回すひとはいて、昔、それにえらい目にもあっているので、嫌なことこそ自分で言う。

どうでもいいひとには、なんにも言わないよ。めんどくさいやん(笑)



茶室る庵、密やかに菜の花をさす。










  

2021年02月27日

世の中、纏うものに騙されがち(笑)。



2/27 goodmorning

今日は、茶室る庵2月席。雨が上がって良かった。あとは、陽がさしてくれることを願うばかり。

小池栄子 好きやわ〜

ヒール役のほうが、だいたいにおいて良い子なんだよ。ほんとのヒールは、ヒールはできないってのが、勝手な自説

なのに、世の中、纏うものに騙されがち(笑)。

がしかし、騙せるのが役者。夢を見させるのが女優という話を、えんえんする。





では、朝の珈琲。三越のモカ。

なかなか桜ブルボンに行き着かないのが悩みどころ。はやく、春の珈琲のみたいわ。


  

2021年02月26日

「絵」 父と息子


【絵】
一年がかりで狂人70(兄)の部屋の整理をした。
最後に残ったのは、アルバムと彼が描いた絵が数枚。まともなものは大方寄贈したので、残っているのは兄が狂気と正気の間をさまよっていたころの中途なものだけだ。

埃まみれの絵を拭きながら、父が描いていた風景画と似た構図の絵が出てきたので、なんで父の絵がこんなところにあるのだろうと思ってサインをみると、兄のものだった。

父は、兄にとってどうしても越えることのできない巨大な山で、何一つかなうものはなく、自分の一番の強みであった絵さえ、高度成長期の猛烈に忙しい仕事をこなしながら絵を描く日曜画家でしかない父に勝てなかった。

若い頃の父は、ひ弱な兄に厳しく、ひとと同じだけ寝ていて、ひとより抜きん出られるはずがないと叱られる兄を、幼い私は何度もみている。

けれど、それは父の兄への愛だったのだ。19で発病し芸術系の大学をドロップアウトし帰ってきた兄を見た父の憔悴ぶりは、それまで一度も見たことがないものだった。

だが、その時の兄にそんなことが理解できるはずもなく、結局、父を拒絶したまま、ゆらゆらと狂気と正気を彷徨いながら生き、やがて筆を持つこともなくなり、父は60歳で亡くなった。兄は40になっていた。

それから30年。母との繋がりが強すぎて、父とは縁の薄いひとだと思っていた兄の部屋を整理しているとき、父のレコードや父の書棚にあった本、父の写真が兄の部屋からたくさんでてきた。

兄もまた、素直に心開けないまま、父への果てない思慕を抱えていたのだと知った。

父の風景画は、母屋に額装してしまわれている。母は、しょっちゅう絵を掛けかえるようなひとではないので、忘れてしまっているのだろうが、たぶん、兄は覚えていて、記憶をたどり描き始めたのだろう。

父は、亡くなる少し前、多くは望まない、ただ絵を描いていてくれるだけで良かったのだと、親しいひとに話していたという。








  

2021年02月26日

【木曜日の茶室る庵2/25記録】

【木曜日の茶室る庵2/25記録】



おやつ時から、茶室る庵の奥の部屋の整備。

箪笥2棹がなくなったおかげで圧迫感がなくなり、とりあえずとりあえずで置いていた荷物も片付けたところに、

コロナ騒動でしばし漫遊帖をお休みしているガイドの #サンガワサトミ さんが訪ねてきてくれた。



私は、仕事柄ひとりでいることが多いから、コロナ後も暮らしにはあまり変化はないのだが、

お勤めしているひとたちは、出勤することで気持ちも切り替わり仕事モードになるけれど、リモートだとなかなかうまく切り替えられないという話をきき、誰にも会わず喋らない孤独な作業は、そういう人たちにとっては心身ともによろしくないなと思う。

茶室る庵の掃除もすんだので、ご飯でも食べようってことで、片原町 #原ヲビヤ園 で茶を買いお薄をいただいたあと、丸亀町壱番街 #シードラゴン へ。

昼のシードラゴンはドームから広がる空に開放感があるけど、夜のシードラゴンも落ち着いた感じで良いねと話しながら夜ごはん。なにより、やっぱり美味しいわ! シードラゴン。









瓦町でサンガワさんと別れ、茶室る庵に帰って来たところに、バッサリ20センチ髪を切った奈美ちゃん到着。

いつもなら、お湯もわかしてお菓子も取り分けてと、ざっと準備しておくのだけど、そこからお茶をこしたり、湯を沸かしたりしていたので、お稽古ライブの開始は40分遅れの20:40から。

もう中継はないと思ってるに違いないと思っていたのに、たくさんのご視聴をいただき、ありがとうございます。いつも励みになります。

今日も、土曜日の本番で使う独楽塗の平棗でお稽古。





火曜日の、中條さんの雨水の茶会に行っていた涼子ちゃんから、ゆったりとして肩の凝らないたのしいお茶会でしたとリポートがあり、中條さんが思っていた通りの茶会になっていたんだねと喜び合う。

ひとりでやってみると工夫を凝らしているのに、行けばなにかと手伝ってしまう私たちが行くのは邪魔になるだろうと、気持ちをぐっと抑え、試験を受ける子を待つ受験生の母のように茶室る庵でお茶を飲みつつ心配していたのは、今だから言えること(笑)



【お菓子】

若林からいただいた、可愛らしいゼリーとマシュマロ。
ふみえちゃんからいただいた、原田のラスク。



みなさま、ありがとうございます。





最後に海陽町のホーリーバジルを飲みながら花粉症にも効きますようにと念じ、土曜日もあるのでと、時間の打ち合わせだけして、あっさり解散。









  

2021年02月26日

漫遊帖 ほうでも人でもありがたい!(笑)



先日の海陽町とのzoom会議のアンケートが届き、自身に自信をもち、迷いを拭い、前に進むお手伝いがちょっとだけできたと知り ホッとする。

#NPOあったかいよう さんに今後のぞむ企画として、「おもしろいほうの講演会」とあって、その言葉ありがたく頂戴します(笑)

では、昼ごはん〜



肉じゃが
城ガールの間引き菜サラダ
大根と椎茸と白菜の味噌汁
玄米ごはん。

てな記事をfacebookにアップしたら、



「誰や。おもしろい方の講演会、希望したん」と、NPOあったかいようの笠原さんがコメントし、

たぶん書いたであろう裕子さんが、
「面白い方
おもしろいほう
じやなくて
おもしろいかた
interesting person
のつもりでした」

とのお返事(笑)

芸人としては、ほうでも人でも、笑っていただいてなんぼ。たいへん嬉しゅうございます(笑)

ありがとうございます♪








  

2021年02月25日

茶室る庵 利休の最初の茶会は2/27だったらしいよ



2/25 goodmorning

【利休の最初の茶会は2/27だったらしいよ】

なんと、もう25日じゃないか。

今週末2/27、2/28は、茶室る庵2月席。テーマは「ひねくれもののバレンタイン」。

華やかなバレンタインの日々も鎮静したあたりで、バレンタインがどうした!と茶席をもつわけだわよ。

がしかし、考えれば、お菓子を作るパティシエールなっちゃんは、うら若き乙女。ひねくれもののプロデューサーに付き合わされ酷い目にあうな。すまん!(笑)

とはいえ、茶室る庵はお雛様も飾られ、すっかり春。最近の、私のお気に入り、#大山 の押し抜き寿司もご準備します。

さて、天正19年2月28日(1591年)は、わび茶を確立した茶人「千利休」が亡くなった日。

茶の湯の世界では旧暦で数え、利休が好きだった菜の花が咲き始める3月28日頃に利休忌をされるようなので、これからあちこちで利休忌のお話がみられるようになるかもしれないね。

そして、天文13年(1544年)2月27日は利休がひとを招いての最初の茶会を開いた日だそうで、ただのひねくれものとして、この日を決めたのに、お茶の間茶室る庵には、もったいないような日程となっておりました。

秀吉は、「(公儀のことは自分に、内儀のことは)利休に尋ねよ」と全幅の信頼をおいていた利休に、なぜ切腹を命じたかは、よく話題になるところ。

利休が、大徳寺三門改修のとき、楼門に利休の像を置き、その下を秀吉に歩かせたのが利休の慢心であったからというのがよくきく説だが、それはきっかけにすぎないんじゃないかな。

賢すぎるひとっていうのは何かと煙たがられるもの。自身も下から這い上がってきた秀吉にとって、利休の聡明さは憧れでもあったけれど、常に脅威で、人々が利休に信頼を置くほど、秀吉の心には波がたっていたに違いないものね。

ま、そのお話は、茶人や歴史家にお任せし、茶室る庵は人間の底に流れるどうしようもない感情のことや、バレンタインの酸っぱい思い出でも話題にして、ひねくれもののバレンタインを過ごしましょうか。






では、朝の珈琲。

すべての珈琲豆を使い切ったので、珈琲豆買いに行かなきゃ。