2022年11月10日
母は毎日忙しい(笑)
【母は毎日忙しい(笑)】
11/10 goodmorning
真夜中2時まで原稿をかいてたんだから、たぶん寝たのは4時くらい。
早朝(夜明け前)、老人90(母)の電話で叱られる(笑)
母「あんた、ご近所に挨拶いっときまいよ。夜中じゅう ノコひいたり、どんどんガンガンしたり!」
る「昨夜は会議に行ってたし、夜中は書き仕事してたから作業はしてないよ」
母「このオリンピックの歌うたいよるひとも帰ってもろて」
る「どこにいるの?」
母「ここにおるでない。やかましい!」
る「いやぁ、うたは聴こえないなぁ〜」
母「あら。あんたが電話でたら おらんよなったわ」
る「そりゃ、ようございました。ほな、おやすみ」
時計をみると5時45分。
とにかく母は毎日忙しい。というか、忙しくいたいのだと思う。
一緒にcoopに行き、自分の買い物を超スピードで終わらせ母のところにいくと、お弁当の品出しをしていたお姉さんに
母「広告にでていた、特別お弁当はどこにあるんかしら?」
と気取って聞いていた。
姉「いえ、特別な売出しはありませんが、どちらにでてましたか?」
と困惑するお姉さん。
おっと! また、お姉さんたちには見えない世界を乗り越えてるぜ!
目が見えなくなってから、一気にすすんだ幻覚幻聴。それでも、一家の女王たる地位は渡さないと踏ん張っているので、
買ってくるものはある?と聞いても、着替えて自分も行くという。なかなかしぶとい。
甘え下手で、なんでも自分でやらないと気がすまず、上から指導の癖があるひとは、いまから気をつけといたほうがいいよ(笑)
私がいることが確認できると、元の世界に戻って来るので、老人の孤独感や不安は、身体の自由がきく私たちには想像つかないほどのダメージなんだろう。
めんどくさい人間関係はいらない、ひとりでも大丈夫なんて思うのは、自分ひとりで好きに動けているからで、
しがらみからも切り離されたときの悲しみが引き起こす人間の変化を見ながら、
めんどくさかった母の結論までたどり着くに時間のかかる話も、たまには聞いてやるかなと思う朝。
同じように、あちらとこちらを行き交う親をみている友だちと、
だからって親のことだけにならないように、自分の暮らしとバランスとりながらやろな…と、話している。
私たちが倒れてしまったら、この暮らしは一気に崩れてしまうことを、私たちはわかっている。
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