2021年08月23日
美しいケモノになれたのだろうか(笑)
8/23 good morning 【虞美人草はどこに】
記録というのは、のちのち楽しむためにある。人間の記憶なんて儚いもので、そのときどんなに心動かしたとしても、暮らしは止まらず回り、気持ちも変化してしまう。
夕べ、乃村さんのことを自分の記録「るいままとしての365日」で検索しているとき、漱石の「虞美人草」のことがでてきた。
2008年1月30日の記録だ。
「本日より読むのは 漱石の虞美人草。
しばらく前 とある紳士にホテルに呼び出され そっと渡された本である(と、訳ありげに書いてみるw)」
と書かれているので、どなたかに貸して頂いたのだと思うが、事務所の書棚をみてもないので、お返ししたのか、いや、あちこちさげているうちに無くしたのか。
文語調のわりとくどい表現が多々出てくるので、とにかく読みにくく、そのうえ漱石が筆一本で生きるときめ、朝日新聞に連載した新聞小説なので、長い!
2008年頃は、いろんなプロジェクトの黎明期で寝ない自分に溺れるくらい働いていたので、本当に最後までよんだかどうかあやしいのだが、
blogのコメント欄にある、マロン 栗生 みどり さんや、ぴよ 日下 ゆう子 とのやり取りをみていると、なかなかのめり込んでいることがわかる(笑)
ご興味あれば、是非ともコメント欄までお読みください。地の記事より、そちらがはるかにおもしろい(笑)
もはや、「尾てい骨の当たりまで「やらないかんこと」の火が燃え移っていながら」(笑) 、こうして虞美人草一冊であそびつづけていた40代。若さ余ってたなと思う(笑)
コメント欄の最後。
るいまま「たぶん、わたしらは 今 進化の途にあるんだ。きっと、これをぬければ、突然変異で、すばらしい生物になっているに違いない!」
マロン「願わくば 美しいケモノ に生まれ変わりたい♪」
■るいままとしての365日 烈しい精神(虞美人草)
https://ruimama.ashita-sanuki.jp/e8984.html
タイトルは、ここからきてる模様。
「虞美人草は、漱石が東京帝大の教授の職を辞し、職業作家として初めて書いた小説だから、それ相当の気合いがはいっている(はいりすぎて、実はむちゃくちゃ読みにくい作品だというのは有名な話)
柄谷行人の解説の中に 漱石が鈴木三重吉に送った一文が引用されている
(ただきれいに美しく暮らす 即ち詩人的に暮らすのではなく)
死ぬか生きるか、命のやりとりをする様な維新の志士のごとき烈しい精神で文学をやってみたい」
では、私は昼ごはんをいただく。
ピーマンと豚肉と葱のチンジャオロース風
玉ねぎとシメジと昆布の煮物
オクラとトマトの味噌汁
玄米ご飯
【四国高松るいままyoutube】
http://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1202617.html
【髙松まちかど漫遊帖】
まちかど漫遊帖オフィシャル 漫遊帖2023春コースリスト
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。