2015年05月04日
所幸則 アインシュタインロマン!
「写真は瞬間を切り取るもの」という概念を根底から打ち崩した、所幸則の「ワンセコンド」。
一枚の写真の中で時間は間違いなく動いている。それまでの写真に退屈を感じていたものにとって、それは心をわしづかみにされるような作品群だった。
所幸則に、この「瞬間とは違った概念の時間軸を取り入れたOne Secondシリーズ」を生み出させたのは、彼が尊敬してやまないアインシュタイン。
アインシュタインは、現在ならだれもがしっている「特殊相対性理論」の発案者だ。
しかし、1905年、まだ無名だったアインシュタインが発表した論文は、学会には受け入れられなかった。
従来の物理学を根底から変えてしまうあまりにも革新的な理論を、理解できる人は、当時の物理の世界にはいなかったのだ。
この話を聞くたびに思い出すことがある。
ワンセコンドの概念をなかなか受け入れることができないのは、意外にも長く写真やカメラを趣味としている人たちで、
今でこそ、私と所氏のトークショーでそんなことをいう人はいなくなったが、最初のころは持論をえんえんと語られるお年寄りもいらした。
今回、所幸則氏が、クラウドファウンディングという方法によって写真集を作ろうとしていることに対しても、
たぶん「なぜ?」と思う人たちは多いに違いない。しかし、それこそ5年後には当たり前のことになっているかもしれないのだ。
https://greenfunding.jp/lab/projects/1083
さまざまなコースがあるけれど、11000円コースはのセレクト用フォトが、ポストカードからA4サイズに変更になり、特に人気が集中している。
【四国高松るいままyoutube】
http://ruimama.ashita-sanuki.jp/e1202617.html
【髙松まちかど漫遊帖】
まちかど漫遊帖オフィシャル 漫遊帖2023春コースリスト
Posted by るいまま at 09:44│Comments(0)
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